『香り』と記憶 ①
アロマテラピー・・・これを和訳すると『芳香療法』となります。
字のごとく、香りで治療をするということなんですが。。。
まだまだ、ここ日本ではこの『芳香療法』、市民権、なしです・・・・
この芳香療法のテリトリー、心、なんですよね。。。。
だから、治療の結果に歴然な結果、データを取ることが難しいのです・・・残念ながら。。。
でも、この『心』の治療分野、絶対今から不可欠なものになるのでは・・・
と、みどりは思っていますが。。。
で、解り易く、香りと記憶について・・・・
さて。。。。
この記憶。。。深く考えていくと、これこそが≪人格≫と豪語する方も・・・
みどりは反対意見ではないですが、それだけでも。。。という見解です。
もっと。。。シンプルに・・・・
一番わかりやすいのが、『あっこれ、お母さんの匂いだ・・・・』
などと、ふとした瞬間に思い出すこと、あるのでは???
香りと記憶、密接な関係があるのです。
一般的に『記憶力』と聞けば、なんだかとっても頭のいい人、みたいな感じを受けますね?
でも、ここではその、記憶力テストみたいなイメージの記憶ではなくて、
もっと奥の、奥に刻まれた、ん~~~~かんたんにいうと、懐かしい香り、みたいな記憶。
でも、人が記憶しようとする時、
脳の働き方で、何度も何度も繰り返し、海馬という脳の一部に、働きかけなければなりません。
これが、試験勉強とかになると、その記憶は浅い部分に収納されちゃいます。
でも、小さい頃から慣れ親しんだ『お母さんの匂い』は、記憶しょう!!と努力して記憶されたものではなく、
日常的に自分のまわりに存在したもの、となると深く深く、深層に収納されています。
その記憶の検索に、『香り』というキーワードは大変有効、と言われます。
なぜなら、深層に収納された記憶は、感情とSETになっている可能性が高いからです。
お母さんの香り、安心できる香り。
昔の彼氏の香り、心がドキドキする香り。
そう、感情とSET。
だから『香り』と記憶は切り離せない。。。。
ただ。。。。記憶というのは、特別なケース出ない限り、
この足あとのように、過去のことなんです。
自分の大切な記憶、
問題は、その足あとをつけながら、次の一歩をまた、足あとにしなきゃ!!
それが、前進、生きてるってことだったりします。
たまに。。。足あと=記憶をたどるのは必要ですが。。。
新しい足あとを残していくってこと、を感じつつ・・・・
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